キャッシングサービスの広告戦略

2007/06/24(日)

近頃のキャッシングサービスは、以前に比べてテレビCMや電車内の広告を見かけることが少なくなりました。また、大手キャッシングを中心に支店の統廃合(リストラ)が進み、私たちユーザーの目にとまりにくくなっていると言えます。

この理由はいくつかありますが、

・大手の不祥事によって広告を自主規制するようになった
・業績の悪化によって以前ほど宣伝費をかけにくくなった

という2つが大きな割合を占めています。これからグレーゾーン金利の廃止される2009年にかけて少しでも優良な顧客を増やしたいのに、なかなか充分な広告が出しにくいというのは、キャッシング各社にとって困った問題でしょう。

しかし逆に、楽天マイワンGMOネットカードのようなIT系のサービスは今の状況をうまく利用しています。

どちらも「楽天グループ」「GMOグループ」という大きな企業グループを形成していて、それぞれが持っている大規模なポータルサイトの中で自社キャッシングを宣伝することが出来るのです。

もちろん自社グループ内での広告なので、コストは最低限ですし、何より欲しいユーザー層にぴったりのサイトに宣伝を出すことが可能です。たとえば「若い年齢層のユーザーを獲得したい」と思えば、自社グループ内で若い利用者が集まるサイトに集中して広告を出せばいい訳です。これはきわめて効率が良いといえます。

また、これとは別にイメージの良さを前面に出して積極的な広告を展開するキャッシングサービスもあります。

たとえば三井住友グループのモビットは、消費者金融らしからぬ「銀行系キャッシング」のイメージを武器に、ビジネスマンがよく利用する地下鉄の駅構内をはじめ多彩なところで広告を出しています。

300万円クラスの高い限度額に15.0~18.0%の低金利、さらに大手銀行が持つブランドイメージのおかげで、大手が不祥事を起こしてもモビットのユーザーが減ることはありません。むしろ大手から離れたユーザーがモビットへ乗り換える動きも多く、この3年間だけで会員数・融資残高ともに30%以上の大きな伸びを見せているのです。

楽天やGMO、そしてモビットのように自社の強みを生かした広告戦略がうまく効果を発揮しているところは、肝心のキャッシングサービスも好条件・柔軟審査になっています。少しでも有利にキャッシングを申し込みたい方は、こうした広告面からもサービス選びをしていくと良いでしょう。

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普段だと低金利での借り入れが困難な方でも今だと十分に可能性があるでしょう。