流通系クレジットカード 激甘審査に変化?
2007/06/24(日)
新聞やネットニュースの経済記事を見ていると、クレジットカード業界の再編が進んでいることがよく分かります。
ごく最近ではニコス(三菱UFJグループ)がDCカードやジャックスを傘下にしましたし、みずほグループはクレジット大手のオリコカードを統合しました。全体的に「グレーゾーン金利の廃止で苦しくなったカード会社を、銀行系グループが買い取る」という形になっています。
企業向けの融資がうまくいっていない銀行グループにとって、一般ユーザーとのつながりが強いクレジットカード会社は、ぜひグループに加えたい魅力を持っているのでしょう。
そんな動きのなか、Jiyu!da!カードの発行で人気のOMCカードにも、ついに買い手が決定しました。今後は三井住友グループがOMCの筆頭株主になります。最終的には新生銀行グループとの一騎打ちを制した形になりましたが、やはりここでも銀行系グループの強さが目立ちます。
もちろん三井住友グループに入っても、すぐにOMCカードのサービス(カード発行)に変化が出る心配は少ないでしょう。しかし長い目で見れば、筆頭株主が流通系のダイエーから銀行系の三井住友グループに移ったからには、今までのような激甘審査に変化が出てくる可能性はあります。
年会費が永久無料で多彩なサービス特典が付くなど、メリットの大きいJiyu!da!カードを柔軟な審査で手に入れたい方は、できるだけ早いタイミング(株式取得が終わらないうち)に申込みを済ませておくのが賢明といえるでしょう。
なお、こうしたクレジット業界再編の動きは、グレーゾーン金利の廃止が完了する2009年までしばらく続いていく見込みです。まだまだ会社同士の買収・合併が進むと見られるため、これからクレジットカードを持とうと考えている方には注意が必要です。
ずっと安定して柔軟審査のクレジットカードを使い続けたいなら、AMEXカードやフォービートが人気のクレディセゾン等、ほとんど買収される心配のない流通系カード会社を狙っていくのも賢い選択だといえます。