あいつぐキャッシング金利値下げの背景

2007/06/16(土)

前回のエントリーでは楽天マイワンの金利値下げをお伝えしたばかりですが、さらにその後も各社の動きがありました。最大手のアイフルと武富士が、あいついでキャッシング金利のダウンを発表したのです。

どちらも今までは20%台後半だった金利を一気に引き下げ、すでにグレーゾーン以下の15.0~18.0%が新規ユーザー向けの標準金利になっています(アイフルは15.0~20.0%)。

実のところグレーゾーン金利の本格廃止は2009年末なので、まだ2年以上も余裕があります。それでも大手を中心に今年から利下げをどんどんしているのには、ちゃんと理由があります。

それは、「返済能力の高いユーザーを自社で囲い込みたい」という事情です。

これまでの数十年間、キャッシング各社は少しばかり収入が低めのユーザーに対しても積極的に融資をしてきました。たとえ一部のユーザーが自己破産等で返済できなくなっても、他のユーザーから受け取る利息が大きかった(高金利)ので、十分に利益を出すことが出来ていました。

ところがグレーゾーン金利が廃止されて上限20%でしか融資が出来なくなれば、今までのように甘い考えでは商売になりません。だからライバル他社よりも先にキャッシング金利を下げ、「うちで契約すれば他社よりお得ですよ」とアピールすることで、返済能力が高いユーザーを呼び込もうと必死になっているというわけです。

逆に言えば、収入が低かったり他社利用件数が多いユーザーは、今までのように「大手だから大丈夫」という考えが通用しなくってきます。これからは大手といえど審査が厳しくなっていく見込みです。

融資を受けられなくなった人を狙ったヤミ金が最近になって急増しているのも、その証拠の1つと言えるでしょう。

こうした状況を踏まえるなら、私たちユーザーは多重債務になってしまう前にイコール・クレジットやスタッフィ等のおまとめ一本化向きサービスで債務を圧縮し、これからの対策をしておく必要があるといえます。

その一方でキャッシング利用が初めての方、すでに他社の利用分を完済している方には、今のように金利ダウンがあいついでいる時期は絶好のチャンスになります。まだ返済能力が高いうちに、しっかり低金利のキャッシング店舗と契約して融資枠を確保しておきましょう。

そうすればこれから先も、好条件で安定したキャッシングを使っていくことが可能になります。

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