消費者金融 2006年に起きた重大ニュース
2006/12/29(金)
2006年はキャッシング、消費者金融業界にとって大きな変化のあった1年でした。その中から私たちユーザーに直接関係がありそうな出来事を簡単におさらいしたいと思います。
まず大きなニュースは、アイフルの不正な取り立てに始まった大手キャッシングの不祥事でしょう。つい先日には三洋信販が「12日間の業務停止」という極めて重い処分を受ける等、今年は今までにないほど大手がイメージダウンして業績を悪化させています。
それに対して、逆に元気が良かったのは信販系・IT系・銀行系などの低金利カードローンです。
マイベスト ビズ
(信販)やイコール・クレジット
(IT)、それにモビット(銀行系)といった各分野を代表するキャッシングサービスが急激にユーザー数を伸ばし、毎月の人気ランキング上位を賑わせることになりました。
まだまだ大手・中堅消費者金融からのユーザー離れは止まらず、来年も低金利キャッシングが好調を続けそうです。
また、国会で貸金業規制法の改正案が可決され、今までは違法ながら黙認されてきた「グレーゾーン金利」の廃止が決まったのも忘れてはいけない大きなニュースです。
これによって3年後の2009年中までに現在の最高金利29.2%が、一気に15~20%(融資額によって変化)以下までダウンすることになりました。キャッシング利用者にとって、少なくとも金利が大きく下がることは歓迎できるでしょう。
ただしキャッシング各社は、金利を下げると利益も減ってしまうので、今よりずっと審査を厳しくして「優良なカード会員」だけにしか融資をしなくなる可能性があります。さらに、新しく総量規制という考え方が導入され、ユーザーごとに年収額の3分の1までしか融資が受けられなくなる点にも注意が必要になります。
このように、今年に起きたニュースは
・大手キャッシングのあいつぐ不祥事
・低金利カードローンの好調
・グレーゾーン金利の廃止が正式に決定
という3点を押さえておけば大丈夫でしょう。
これらを踏まえ、次回のエントリーでは2007年のキャッシング業界予想について書いていきます。